InDesignCS6からPDF/X-4データの作成方法
■InDesignCS6からPDF/X-4データの作成方法
Macintosh版インデザインCS6において、A4規格[210ミリ(W)×297ミリ(H)]の新規ドキュメント8ページ左綴じを作成し、天地左右に3ミリの裁ち落としが付いたPDF/X-4データ[216ミリ(W)×303ミリ(H)]を作成する方法を解説いたします。
●「ファイル」→「新規ドキュメント」
ページ数 | 8ページ |
---|---|
ページサイズ | A4規格[210ミリ(W)×297ミリ(H)] |
方 向 | 縦 |
綴 じ 方 | 左綴じ |
裁ち落とし | 3ミリ |
●新規マージン/段組み
・組み方向:横組み
●組方向:右綴じは、一般的に縦組み。左綴じは横組みになります。
●ファイル名をつけます
ファイル名は任意ですが、拡張子は「.pdf」となります。
形式は「Adobe PDF(プリント)」を選択し、保存をクリックします。
プリセットは:「PDF/X-4:2008(日本)」
上記の選択すると自動で互換性のタグがAcrobat7(PDF1.6)になります。
書き出すページ:すべて
見開き印刷のチェックは入れません。
画像:ダウンサンプル(バイキュービック法)450ppiを超える画像に対しては350ppiにダウンサンプルする
圧縮:「ZIP」
テキストおよびラインアートの圧縮:チェックを入れる
画像データをフレームにクロップ:チェックを入れる
設定を変更すると[PDF/X-4:2008(日本)](変更)となりますが問題はありません。
裁ち落としは、3ミリに設定してください。
●書き出し:色分解
以上の設定が終わったら「書き出し」をクリックしPDFを作成します。
●PDFが作成できたら、入稿する前にAcrobatでプリフライト(検証)を行います。
インデザインCS6からPDF/X-4データ作成の補足
最初に「PDF 書き出しプリセット」を保存しておくと、この設定を選ぶだけでPDF/X-4データが簡単に作成することが可能になります
●PDF 書き出しプリセットの保存
一般設定、圧縮、トンボと裁ち落とし、色分解、詳細設定後、「プリセットを保存…」をクリックしてください。
プリセット名は任意ですが、ここでは「PDF X4 印刷会社用」と名前をつけてクリックします。
●「ファイル」→「PDF 書き出しプリセット」
●ファイル名をつけます
ファイル名は任意ですが、拡張子は「.pdf」となります。
「PDF 書き出しプリセット」が先ほどつけた名前になっているか確認してください。
「書き出し」をクリックします。
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